お寺の魅力
日本には数多くのお寺が作られています。
仏教自体はもともとはシルクロードを通って日本に伝わりました。
そのため、和風の建築ではありますが、その中にはインドや中国の雰囲気を醸し出しているものも少なくありません。
もちろんすでに日本に伝わってきてからの期間も非常に長いので、インドや中国の風習だけでなく日本の風習も色々と組み込まれています。
だから日本と他の国の良いところ、魅力が綺麗にミックスされていると言っても良いでしょう。
また、何よりお寺は既に建てられてからかなりの年月が過ぎているものも少なくありません。
つまり歴史に触れることができるというわけです。
もちろん非日常を感じることができる空間ということもあるので、現在ではただ単にお参りをするために参拝するだけでなく、その建物や雰囲気を堪能するという目的で訪れる人も珍しくありません。
神社との違い
お寺と神社はどちらも似た感じがしているというのでよくわからないという人も実際にいます。
簡単に言えば、お寺は仏教の教えを説く場所です。
そして神社は神道の教えのもとで神様を祀っています。
とはいえ、神社仏閣と一括りにされてしまうため、その違いが分からないとか同じものなのではないかと思われてしまうことも少なくありません。
しかし鳥居の有無とか、お墓の有無など、見た目でもそれらの違いを十分理解することはできます。
お寺と御朱印
一昔前、お寺というと初詣の時とか、あとは観光地にあるところだけしか行けないというという人も少なくありませんでした。
しかし今では御朱印集めをする人も増えており、寺院からいただく御朱印帳の収集家となっている人も少なくありません。
だから、御朱印を集めるという目的で全国各地のお寺を巡っているという人もいます。
ただ、御朱印自体は色々なところで扱っていますが、一つ注意しておくことが良い点を知っておきましょう。
それは、お寺と神社の御朱印長は別にしておく方が良いということです。
神仏習合という事でお寺も神社も御朱印帳を一緒にしておいても良いとなっているところもありますが、お寺によっては神仏分離の考えを貫いているところもあるからです。
ですから、今後のことを考えても、やはり神社とお寺では別々の御朱印帳を使い分ける方が無難だといえます。
お寺だけでなく神社なども、やはり最低限のマナーを守って参拝すること、これがお互いが気持ちよく過ごすことができるコツではないでしょうか。